別れの季節 |
2024年 03月 18日
昨日からすごい風が吹いてます。春の嵐ですね。
シリーズ9巻目。 坊ちゃんのためのお菓子の試作、夜食に出した握り飯と昆布茶、 二十六夜待ちの三日月づくしのお弁当など、 美味しそうなものがたくさん。 おやすちゃんももう二十歳になるんですね。(感慨深い・・) 奉公人から雇い人になって新たな一歩を踏み出すことに。 つらい別れもありましたが、 またいつか会える日がやってくると信じて。 最後は桜田門外の変でした。春の雪の日だったんですね。 時代は大きく変わっていきますが、 おやすちゃんにはひたむきに進んでいってほしい。 続きが楽しみです。 #
by pohcho
| 2024-03-18 13:32
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2024年 03月 15日
大谷選手の奥さま、全然「普通の日本人」ではない(笑)けど、
めちゃくちゃ綺麗でかっこいい方ですね~。お似合いです。 マスコミもこれでもうそっとしておいてあげればいいんだけど、 しばらくフィーバー続きそう・・。 テレビ番組の企画で棒高跳びに挑戦することになったアスリート芸人を中心に、 パリオリンピックを目指す大学生、スポーツオタクの番組プロデューサー、 棒高跳び用のポールを開発する准教授などが描かれます。 御子柴の身体能力すごすぎ。 芸人感はほとんどなかったけど、ストイックなところが素敵でした。 棒高跳びのことは全然知らなくて、国産ポールがないことも初耳です。 それに5mも跳ぶとはすごいですね、信じられない! 競技を見てみたくなりました。 大きな記録に挑戦する姿には心躍りましたが、 チーム風林火山(全員84歳のリレーチーム)など、 いろんな人がいろんな形でスポーツを楽しむ姿も印象的でした。 面白かったです。
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by pohcho
| 2024-03-15 16:24
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2024年 03月 15日
川のある街に暮らす人々を描いた3つの物語。 特に何が起こるというわけでもない、 とりとめのない日常描写が続きます。 子ども目線が可愛かったし、カラス目線には驚きました。 (カラスが何考えてるかなんて考えたことなかった) そして、海外に暮らす初期認知症の老女の話が 一番生々しく感じられました。 ゆるやかな川の流れのように、 人々の生きた記憶も流れていくのかなあと思います。 人生は儚いですね。 「去年の雪」を少し思い出しました。 (「去年の雪」よりは読みやすいです) 装幀が素敵です。 #
by pohcho
| 2024-03-15 15:12
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2024年 03月 13日
見た目はちゃらんぽらんだけど、勝負事には滅法強い 女子高生・射守矢真兎(いもりやまと)が 様々なゲームに挑戦する連作短編集。 グリコ、だるまさんが転んだ、ジャンケンなど、 誰もが知ってる単純な遊びにちょっとアレンジを加えただけで、 こんなに高度な頭脳ゲームになるんですね。 ゲームは不得意分野なんですけど、 もとが馴染みのあるものばかりでイメージしやすかったです。 少女漫画のようなキャラクターもそれぞれ魅力的でした。 恋が始まるかと思ったら、どちらかというと百合? それも今時ですね。面白かったです。
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by pohcho
| 2024-03-13 17:08
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2024年 03月 13日
これまで人の心の美しさを描いてきた砂原さんですが、 今回は心の昏い面にスポットをあてたような短編集でした。 江戸の市井物といえば、どうしても人情を期待してしまいますが、 現実はそんなに上手くいくものじゃないんだなあと思い知らされます。 でもまあ、「死んでくれ」はこれでよかった気がするし、 「錆び刀」もこの結末の方が現実的なんですよね。 ただ、やはり救いのない話ばかりだとつらいので 最後の「妾の子」を読んで、少しホッとしながら読了しました。
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by pohcho
| 2024-03-13 15:23
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